2011年9月1日に発売した「初心者でもわかるタロットの基本」は、いわばスポーツの「素振り」のような教本でした。 「意味を覚えるな」 「ポジションの定義は最重要」 「質問の本質は何か見極めろ」 「ドローされたタロットの全体を俯瞰しろ」 「質問内容に即した1枚のタロットの絵の中の象徴を観察しろ」 「そしてその象徴からどんどん連想を広げろ」 とまあ、皆様が日本で発売されているタロット教本とは、天地ほども違う内容で驚いた方もあったでしょう。 タロットは思想です。哲学です。 カバラという深淵なる森羅万象の智恵の塊を、78枚の絵にしたのですから。 今回の「初心者だからこそわかるフルセットタロット占い」は、前回の「初心者でもわかるタロットの基本」の続きです。 よって「逆位置の考え方」「大アルカナの象徴と連想」「3cards Splead」は省略しています。 発売時には、一端打ち止めした「初心者でもわかるタロットの基本」も同時発売しますので、ご購入する方はセットで購入したほうがいいでしょう。もちろん価格は特別価格で提示します。 今回の「初心者だからこそわかるフルセットタロット占い」は、小アルカナの象徴と連想・ヘキサグラムやケルティッククロスの読み方を主流にして書き下ろしています。 もちろん、実際の鑑定時に「著者の私がどのように思考」しているか、頭の中身を披露したいと思います。